2020.02.13白ワインを代表するブドウ「シャルドネ」

  • ワインの知りたいあれこれ

白ワイン用のブドウとして最も有名なブドウ品種は何と言ってもシャルドネです。

ワインに詳しくない方でも名前ぐらいは聞いた事がおありかと思います。

今回はこの白ワインを代表するシャルドネにスポットを当ててみたいと思います。

ワインショップやスーパーのワイン売り場でも白ワインのコーナーではラベルにChardonnayの文字があるワインがかなり幅を利かせていますね。

元々シャルドネの原産地はフランスのブルゴーニュ地方と言われていますが様々な環境や気候でもすくすくと育つ逞しい品種なのでフランスは勿論イタリア・スペイン・アメリカ・チリ・オーストラリア等々世界各国のワインの生産者からの人気も高く、お手頃な価格から高級ワインまで本当に数多くの白ワインがこのシャルドネから作られています。

味わいについてですが、実はこのシャルドネ自体は味にそれほどの個性はありません。

例えば他の代表的な白ワイン用ブドウのソーヴィニョン・ブランやリースリング等はそのブドウ特有の個性を持っていて、そのワインがどこの生産地でもどの生産者のワインでも味わいにその生産者や生産地の個性が出ながらもブドウの個性もしっかり生きているのですが、このシャルドネに関して言えば味の個性は無く、生産地の土壌や気候や生産者の個性の影響を受けやすく、同じシャルドネでも生産地や生産者が違うと味わいは大きく異なります。

和食に合わせやすいあっさりしたシャルドネもある反面、むしろ肉料理と相性の良い濃厚なシャルドネもあったりするので、合う料理も個々のワインによって異なりますが、ブドウの育つ環境によっていろいろな味わいが楽しめるのもシャルドネの魅力の一つです。

例えばフランスのブルゴーニュ地方は比較的冷涼な地域ですがブルゴーニュ地方のシャルドネの白ワインは洋梨等の爽やかな香りや、味わいもコクがありながらもすっきりした酸味と最上級産地ならではの高級感も感じられますがそのブルゴーニュ地方内でも場所によって様々な味わいがあるのも面白いし、カリフォルニア等の温暖な地域では甘そうなトロピカルフルーツのような香りで味も濃厚で重い味わいになります。

ちなみに肉料理と言えば赤ワインと言いますが、例えばサーロインステーキを召し上がる時も、フランス料理のような濃厚なソースが掛かっていれば赤ワインが合いますが、和風におろし醤油などでさっぱり召し上がる場合はむしろ赤ワインよりも濃い目のシャルドネがお勧めです。

いまや世界中で生産されているシャルドネ。ブドウの育つ環境が変わればワインの味わいも変わるのは常であり、ワインの面白い部分でもありますが地域や生産者によって味や価格や格までもがここまではっきりと違ってくる品種もそうそうありません。

いろいろな地域や生産者のシャルドネのワインの飲み比べも楽しいかもしれませんね。

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