シャトー・ラスコンブについて

シャトー・ラスコンブは、17世紀、初代オーナーとなった騎士ラスコンブ氏により命名された2級シャトーです。
マルゴー地区で最も規模の大きいシャトーの一つであると同時に、最も良く話題にのぼるシャトーともなりました。その理由は、2001年、アメリカ、フランス、イギリスなどの各国の企業によって作られている投資組合コロニーキャピタルがオーナーとなり、様々な取り組みがなされ、各方面から多大な注目を集めているためです。
同社は、徹底的に地質調査を行い、メドックでは珍しい粘土質石灰岩の土壌をもつ区画には、その土壌を活かすためカベルネ・ソーヴィニヨンからメルローへの植え替えを行いました。同時に、メルローの醸造に詳しい有名なコンサルタントのミッシェル・ロラン氏やアラン・レイノー氏といった腕利きのコンサルタントたちを多数迎えたのです。
その他にも、厳しい収量制限や選別の実施、光合成を促進させるためブドウの畝を35cm高く伸ばす、カベルネ・フランをカベルネ・ソーヴィ二ヨンに再度接木する、10kg入りの収穫カゴの採用、選果台の設置、醸造所の改造、ワインの醸造方法の変更など、幅広く改革に取り組んでいるのです。
収穫は全て手摘みで行われ、破損を防ぐために10kg入りの収穫カゴに入れられて、醸造所まで運ばれます。そして、まず合計2レーンあるうちの1番目の選果台にかけられます。ここでは、左右に1人ずつ立ち、そこで病果、不良果、ブドウの葉などを取り除いていきます。選果されたブドウはエレベーターを上り、除梗機にかけられると、果梗から離されたブドウの粒が2番目の選果台へと落ちるようになっています。そこで、今度は最初の選果よりも多い4人(時には8人で行うとか)で、除梗機で取り除けきれなかった果梗を取り除くのです。
ブドウの粒が選果台の一番端まで来ると、中にドライアイスが入った、大きなステンレス製の入れ物に入れられます。ブドウを冷やしながらエレベーターに乗せ、3階にまで上げられて、そこで移動式の破砕機にかけられ、ブドウはそのままステンレスとびオーク製のタンクの中へ落ちていくのです。
ブドウは約4~5℃の低温で、そのまま約10日間保たれ、発酵を抑えた状態にされます。これは“発酵前低温侵漬”と呼ばれる新しいテクニックで、2001年からコンサルタントとして招聘された右岸の有名人ミッシェル・ロラン氏からの提案だったそうです。
この方法によって、ワインの色の素であるアントシアンの抽出を先に行うため、ワインのフルーティさが失われず、さらに色の濃いワインが出来上がるという仕組みです。

2015 CHATEAU LASCOMBES2015 シャトー・ラスコンブ

2015 シャトー・ラスコンブ

力強さとエレガンス、ふくよかな丸みとタンニンの豊かさを兼ね備えた、複雑な世界観を持つ赤ワイン。

ワインタイプ
赤ワイン
ペアリング
仔羊のロースト ・ 仔羊のナヴァラン ・ 牛フィレ肉のステーキ ・ 牛ランプ肉のステーキ ・ 牛タン赤ワイン煮込み ・ 牛ほほ肉の赤ワイン煮 ・ シャトーブリアンステーキ ・ キノコグリル ・ キノコソテー ・ コンテ ・ ロックフォール ・ スティルトン
産地
マルゴー オー・メドック ボルドー フランス
アルコール分
14%

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